@北海道帯広
バーゲンフェアを利用して、再び帯広へ。
今回もYと会うんだが、仕事の都合で日曜の午後から夜までしか会えなくなった。なので、以前東京で乱交したことのあるSTがそれまでアテンドしてくれることとなった。
帯広空港に降り立ち、STの迎えの車で市内へ。本日の宿はパコ。前回の北海道ホテルよりも市内にあって、飲みに行くにも便利。地下に温泉がある。前回のホテルにもあったんだが、結局行かずに終わってしまったから、一度はこのモール温泉という貴重な湯につかりたいものだ。
ヤル以外、特に目的もない気まま旅なんだが、世話好きなSTの発案で今回のテーマは、
「栄養、精力満点。お肌もきれいになってもらいましょうツアー」
帯広は北海道といっても海産物が名物ではなく、肉や山のもの、畑のものがうまい。豚丼が有名になっているくらいだし、また、お菓子がおいしいスイートは街でもある。それに温泉。カロリーとたんぱく質の高いものを食って、温泉でリフレッシュしてもらおうというのだ。
STにしてみれば、本来の目的たるYとの前に、自分がヤってしまうことになるから、Yに俺を引き渡すときには、十分に精力をつけた状態にしてお返ししなければ、という気遣いだ。
部屋に入り、早速STは準備に。俺も三便宝を一錠のんでおく。
シャワーから出たSTは我慢しきれず、下着一枚でいた俺の股間にうずくまりしゃぶり始める。
「オトコ臭いほうが感じる」
とうまそうに。
そうこうしているうちにあっという間にSTは俺の上にまたがり、ずっぽりとケツに飲み込んでしまった。速攻とはこのこと。まだ十分にキマっていないだろうに。
でもそんなことはお構いなしに、下から突き上げると、STのマラから白い液が漏れ始めてきた。膣内で俺を存分に味わってしっかりと前立腺にあてがい、自らトコロテン。
余談だが、統計的に地方の奴はSEXに対して貪欲だ。大阪にしてもしかり。奇麗事なんて言わずに、ほしいものをすばやくものにし、気持ちよくなりたいことを知っている。少し歩けばヤれるという東京の人間とは、やっぱ違う。
あいにく部屋の空調が難しく、(もう暖房が入っているから設定室温を下げても無駄なのだ)、何度がカラダ冷やしの休憩を入れる。
その間に地下の温泉でのあかすりマッサージの予約などを入れ、十分に疲れた状態で受けるように仕向けているのか、すぐにケツを向けて挿入をせがむ。
すでに何度もイっているSTだが、正常位で寝かせ、そう、俺に対してマシンでのレッグプレスをしているような足の位置にして掘ったとき、頭を左右に振り、目はうつろ、完全に脳内がイったようになった。ものの見事に前立腺に当たっているのが俺にもわかった。亀頭上部が少し硬いその部分にあたり、いい難いくらいの気持ちよさ。
がつんがつんというよりも、こすり付けるように刺激するたびに、中からぐわっとマラを押し出そうとする膨張が始まった。その瞬間はイった証拠だ。腹の上はザーメンで光ってエロイとここの上ない。
これでイこうと、俺もRUSHやって、ずこずことそとを集中して押し当てながらイった。
俺がイくと同時に、STの感覚はふっと元に戻り、充足感で満たされたそうだ。
その後温泉に。
露天で暖まったあと、あかすりとリンパマッサージを受けた。人に体を触ってもらうのは気持ちいい。リンパマッサージが始まる前、
「疲れているところはありますか?」
と訊かれたので、
「足が疲れてます」
と答えたら、力いっぱいやってくれた。細い体をしたおばさんなのに、いったいどこにそのパワーが潜んでいるのだろうと驚いた。
45分のコースを終え、牛乳風呂につかる。腕を湯から持ち上げると、湯が玉のようになってはじく。もともと、きれいな肌、との評判なんだが、これでますます磨きがかかったかな。
夕食は近所のふく井ホテル内「バイプレーン」。シェフお任せの肉料理と、スペインワインをしこたま食って、前回も行ったoneDO。そのあと、あいあいへと、ゲイバーもしっかり巡ってきたぜい。