@相手の家
「すんげーガンギマリ状態 部屋鍵開いているんでベルもならさずずかずか入ってかまわないっす」
薄暗い部屋に入り、素肌の上に着ていた長袖のシャツを入り口で脱ぎ捨て、横たえているヤツに滑り込むようにカラダを重ねてキスをする。息遣いはすでに荒い。
カラダを離し、Tシャツをたくし上げ、乳首を指でつまむと、びくんと震える。顔をうずめるように舌で刺激する。「あっ」と声を漏らす。左右を乱暴気味にしゃぶり、右手を股間に伸ばすとハーパンの上からでもその固さがわかる。
顔を股間にうずめ、両手で乳首をつまむ。「すっげえ」というヤツ。まだたいしたことしていないんだが、このシチュエーションに酔ってるのか。
服を脱がせる。オレはまだハーパンは穿いたまま。靴下も脱いでない。再びヤツの、デカくて固いマラをしゃぶりつつ乳首を攻める。頭をぐりぐり捕まれオレも興奮してくる。
「しゃぶりたいす」
オレの下を脱がせたあと、仰向けになってるオレの両脚の間にしゃがんで、いきなりしゃぶりだした。相変わらずコイツのフェラはうまい。マラ先がとろけそうだ。
RUSHを吸ったヤツの乳首をいじると、マラ咥えつつも、感じてるいい声で鳴く。怒ったネコのように背中を持ち上げてる姿を見て、オレもRUSHをくらった。途中で吸うことは滅多にないんだが、こいつとヤル時は、もっとエロくなりたいんで吸いたくなるんだ。
「これが欲しかったんだろ?上の口にも下の口にも。どうなんだ?」
無造作なショートの髪を掴み固定させ、下から腰を突き上げると、ケツを犯しているような気分になる。ヤツは声にならない声を出すのが精一杯で、わずかに頷いた。
今すぐにでもケツに欲しいとこだろうがじらす。抜かずにオレがフロアに立ち、ヤツがベッド上で四つんばいになりフェラを続けさす。背中を指先でさわさわと触る。キマっている時にこれをやられると気持ちいいらしい。ヤツも身をよじってる。もちろん口からマラは出さずに。
背中越しにケツマンをほぐしにかかる。もうトロトロだ。出す声がまた変わってきたんで、フェラをやめさせオレがする。膝たちにさせて前から指を入れる。オレの目の前にはふてぶてしいマラが、ぶりぶりとおったち、指加減でびくんびくんと脈打っている。たまらず口に含む。立ち膝とはいえカラダを支えられない。ヤツが好きだというオレの背中にしなだれかかってくる。
「たまんねえ」
ならもっと、と今度は乳首を舐め、右手でマラをしごき、左手でケツマンを攻める。すんげーー、エロな二人。
オレがベッドに上がると、何も言わずともRUSHを吸い足を広げるヤツ。すんげえそういうとこ好き。ゴクアツをつけたオレのが、屈曲位でゆっくりと沈んでいく。
「やっぱ、でけええ」
十分にほぐしたトロマンでもはじめはキツイらしい。奥まで入った状態でこねくりまわすように、しかし徐々に動きを速めていく。ヤツの口から出る言葉はひとつしかない。いい声だ。
ぐぐっと奥の奥まで突っ込んでから戻すと前立腺に当てやすくなる。今日も容易に探し当てることができ、かき出すように刺激をくわえる。ヤツも気持ちいいだろうが、タチにとってもこのスポットに当たるとたまんねえ。実はそんなにガツガツ掘らなくとも、当たるところに当たれば超きもちいいんだ。
必死に下から手を伸ばしてくるヤツ。抱きしめて欲しい印。結合部の位置がマジぴったりなんで、オレは覆いかぶさって、ヤツは背中に両腕をまわして一体となる。その間にももう何度も味わっている雄膣の膨張。ほんとにカラダがあう。繋がったまま臥伏位に持ち込んだときはもうオレらは単なる獣と化していた。
へろへろにしたままで、ヤツをフロアに膝立たせ、上体をベッドの乗せてオレが後ろから挿入。しかしほんとに入れただけでヤツは漏らしてた。オレのが吐き出されるくらいに膨張したきた膣の抵抗に抗って、オレもぐっさりと突き刺さすから一体感はすごいもので、もっと、とオレがヤツの背中に覆いかぶさって、両腕を前に重ねて伸ばしきらせたものだから、この瞬間にはヤツの感じ方はピークに達した。その後微妙に掘る角度を変えつつ、オレもヤツもRUSH吸って盛りあいは果てしなく続いた。
ようやっとのシャワー休憩で、初めて会話らしい会話を交わしたが、それも束の間で、今度は自分からオレの上に乗ってきた。向き合った座位は、ベッドのスプリングの働きで前立腺を執拗に擦りあげるんでオレも好きだが、ヤツはもっと好きだと言った。じゃあもっといいことしてやろう、とオレは立ち上がり駅弁で自然の重力も味方につけて前立腺集中砲火を浴びせる。首に手を廻してぶら下がっているヤツの顔はマジでイっちまっているようでたまらんかった。
その後は正常位、屈曲位、半側背位。半側背位はなぜか一番前立腺に当たる面積が広く感じて、数え切れないくらいに膨れてくる雄マンに幾度も押しのけられた。ひっくり返して臥伏位〜後背位。もう効かないんじゃないかと思うくらいにお互いにRUSHを吸ってる。
「陽基さん、もうイってください」
イク顔が見たいとも言うので、間接照明の方にカラダを入れ替えて、RUSHを思い切り吸って、もう泣こうがなんだろうが、他の部屋に聞こえようがかまわずにぼっこぼこに掘りに掘った。ケツマンは単なる穴としての機能しか果たしていないくらいに。
—
今日の潮吹き君語録
「最後にしかRUSH吸わないの知ってるだけに、途中で吸ってくれてると、すんげえ嬉しい」
「もうイってください、っていうのは、「オレもう、もちません」って意味」
「蚊取り線香の匂い、好きなんす」(笑)