@主催者宅
Sとヤってからモンモンモード。そんなところへ、ユーザ主催の乱パの告知。主催者が顔見知りというのは、どこか安心感がある。もし、イケるのがいなくても、飲んだくれておしゃべりしててもいいかな、みたいな。幸い、個人宅でやるとのことなので、ヤってなくても逃げ場はあるだろう。
開始時間から遅れること30分。主催者(以下、M)の都心のマンションに着く。Mはローライズ一丁で出向かえ。クローゼットに案内される。
「陽基さんの、イケるのがドタキャンになっちゃったんっすよお」
あらかじめ、オレのタイプが来るかどうか確認していたんだが、それが来るって言うから来たのにーー、この詐欺!と叱る(嘘)。ぱっと見た感じ、1LDKで、ヤルのは寝室だろうから、イケるのがいなかったらリビングで飲んだくれてやる!と脅す。
シャワーを借り、ハッテンポーチを持ってリビングへ。所在なげにたたずむパンツ一丁のオトコたち。10人くらいか。タイプはいろいろ。そんな中で、壁にもたれていた筋肉質なイケめん発見。でもどっちだかわからない。ハッテンバのように識別タグつけてないし。ウケであることを願う。
Mが気を遣ってくれて、飲み物をすすめてくれる。場数を踏んでいるオレだけど、やっぱり緊張する。なんで、ビールをもらってベランダに出てみることに。
シルエットで判断して、160くらいで筋肉質な短髪がそこでタバコを吸っていた。グレーのニットトランクスがエロい感じで似合っていた。体操選手のような体つき。
Mがやってきて彼(以下、S)に声をかけ、オレと引き合わせてくれた。うは、イケ!ガッチビは最近苦手なのだが、彼のカラダつきはその手前でよい。
彼もオレのことはイケると、言ってくれた。らっきいだが、リバというところが気になった。
さっきの彼のことも訊いてみた。タチだそうだ。がーん。
部屋に戻ると奥の寝室から、絡んでいるような気配と声。短髪マッチョとガチがヤっている。でもちょっと地味。加わることなく、今度はワインを片手に、そのイケタチくんに近づいて話しかけてみる。
オレ「タチなんだって?」
彼「タチっすよね?」
素顔も丹精でいいが笑顔がいい。それに筋肉のつき方がナチュラル。くーー、悔しい。
Sがキッチンで飲んでいたんでちょっと話していた。その間に、Mがイケタチくんをソファに呼んで、会話をしているのかと思ったら、フェラしている音に変わった。こうなってくると、急に淫靡な雰囲気が部屋中に漂ってくる。おもしろいもので、堰を切ったように、そこここで始まってしまった。
オレも次第にSとの距離を狭めて肌が重なった。やっぱり気持ちいい。
「なんか、最近こういう感じになっても燃えなくて」
というからマラを下着越しに触ってみた。勃ってはいなかったが、ボリューム感のある様子に感じた。
「オレ、もうこんな」
というと、ぎんぎんになってるオレのを直に握ってきた。自然な流れのように唇を重ねる。燃えないといいながらも、舌の絡ませ方と息遣いでそうではないと判断できる。
なだれをうったように寝室に。
下着を剥ぎ取り、立たせたまま全身を愛撫した。すんげえいい抱き心地。一気に興奮した。膝間づいてオレのをフェラしはじめ、坊主に近い頭を掴んで、がっつがつしゃぶらせた。乳首に手を伸ばすと、
「うっ」
と反応した。
ベッドに寝かせ、乳首を攻めることにした。さっきの反応からの判断だ。
「気持ちいいよ オレ、すげえ感じるんだ、乳首」
「だろう?実はオレもなんだ」
ヤリながらもこういう会話が出来るのは、ある意味安心感がある。ただ声も出さずにヤルより、おもしろいんだ。
オレの乳首攻めは、ただ舐めているだけじゃなくて、舌と唇と歯で、時には優しく、時には痛く、時にはねっとりと、とバリエーションが自慢。案の定、Sはいい声を出して感じてくれた。
二人で絡んでいると、オレの背後からSの唇を奪ってくる奴が現れた。さっきのイケタチくんだ。こりゃ幸い、というか、嬉しくて、Sを中心にしてヤリはじめた。
三人でキスをしたり、イケくんの乳首を攻めたり。もちろんオレのも攻めてくれた。イケるのとヤレる乱交となって、めっちゃめちゃ興奮。
Sのケツを指でほぐし始めると、イケくんは自分のマラをしゃぶらせ始めた。
「緊張してる?」
ぎんぎんになってない彼のマラ。
「ちょっと」
でもでかさはあるんで、Sの口に出入りする様子は、相当エロい。突っ込まれるたびに、苦痛の声を漏らすSもいいぜ。
ゴクアツを装着して一気に屈曲位で挿入。ぶち込まれる前にRUSHをかいだSのケツマンは熱い。それにいい角度だもんで、腰を振るのが楽だ。次第に激しくなるオレの腰使いに合わせるように、イケくんの腰使いも早くなる。喘ぐSの顔が、ほんのり明るい照明に照らされてる。イケくんの、いかにもタチらしい顔立ちと、男らしい声が興奮度を盛り上げる。
斜屈曲から後背位に体位を入れ替え、バックからはオレが、前はイケくん。Sの背中越しにタチ同士でキス。二人とも腰振りながらも、互いの乳首をつまみながらの攻め。理想的。
理想的だはあったが、周りでも盛り合ってきてんで、部屋が暑くてたまらん。オレ、暑くなると勃ちが悪くなる。それにタチマンにしたら、背が合わないから、足がつってしまった(大汗)。なので、オレだけ休憩に入らざるを得なかった。
シャワーで一息ついて、リセットモードで寝室へ。イケくんがSを掘ってた。いいねえ。見ても楽しい乱パ。
回り込んでSを見下ろしてから乳首を攻める。
「うっわ。まじ、いい」
乳首にケツに、同時に攻められ気持ち悪いはずがないじゃないか。
オレはイケくんのマラがどんな風にSを掘り込んでいるのか見たくなり、手はSの乳首をつまみマラをしゃぶり、覗き込む。口の中のSのマラが固さを増してきているのがわかる。
「イキてええ」
とSは我慢できないようだ。だがそんな風に簡単にはイかせねえぜ。
二人からカラダを離し、再びゴクアツをつけ、掘っているイケくんの乳首を後ろからいじる。それに気づくと顔をこちらに向けキスをせがむ。こいつがリバだったら迷わずぶち込んで、三連結になるところなのに悔しさ百倍である。
彼がマラをSのケツから抜くとすぐにオレは突っ込んだ。このシュチュエーション、かなり好きっす。入れ代わり立ち代わりって燃える。
今度はイケくんに乳首を攻められ、
「もう、まじ、イキてえよお」
と訴えるんで、イかせてやることにした。
自分のものをしごく手の早さが速くなる。オレの突っ込みも激しさを増す。イケくんもSを上から見下ろしながらしごいている。いい眺めだー。
「あぁ、イ、イクー」
Sは一瞬しごくのを止めたかと思うと、放出の音が聞こえそうなくらいの勢いで腹の上にぶちまいた。
オレ的にはこれで大満足だった。イかなくても。
ティッシュで精液を拭ってやり、優しく上から覆いかぶさって抱きしめた。こういう瞬間ってたまんない。
乱パでイケる奴と、それにイケてるタチともプレイでき、掘りながらウケがイってくれる。醍醐味だね。
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この乱パ。逃げ場があるんで、乱交パーティという雰囲気はモロになかったような気がしたのはオレだけかな。全裸でのパーティ。ヤリたい時にヤる。それはそれでいいかも。また参加したいな。