@大阪某ホテル

Tから初めてメールをもらったのは、去年の8月末。ヤリレポ愛読者で、
「陽基さんのHって俺のすげー好きなカンジ」で「きっと陽基さんも喜んでもらえるんじゃないか」
気合たっぷりの内容で、送ってもらった写真もイケてたんで、ヤリてえって思ったんだが、住まいが大阪。
メールを何回か交わしていたが、オレもなかなか行く機会もないし、今日の今日まで会えずじまいだった。
でも急遽、大阪行き出張決定。日帰りの仕事だが、この機会をのがさじとメールしたら、犬のように尻尾を振ってよこしてきたんで、プライベートでホテルを取った。

8時45分。待ちに待った奴が部屋にやってきた。前日もらった、撮ったばかりの写真そのままの、やっぱイケ。普通のホテルでヤル相手を呼んで、ってはじめてかも。行ったことはあるけど。

Tが準備を整え、オレもシャワーを浴びる。5メが効くまでは、じっくりと愛撫する。すべすべの肌が重なり、気持ちいい。乳首を攻めれば途端に声出すし、それがまたそそるいい声なんだ。言うまでもなく奴のマラはぎんぎんで、当然のように先走りは出ていて、しゃぶるとしょっぱかった。
「しゃぶりたい」
とオレのをせがむ。四つんばいにさせ咥えさす。位置を変え、ベッドサイドにオレが立ち、頭を掴んでずこずこと突っ込む。結構長い時間かけてしゃぶらせた。
「アゴ、はずれそう」
マラから口を外して漏らした一言に、さらに興奮した。

仰向けに寝かせしゃぶらせ、ケツをほぐしにかかる。片方の指で乳首やマラを攻めると、きゅううっとケツがしまってくる。それに反応して、奴の口ん中のオレのがびくんと脈打つ。
「マジ、たまんねえ」

とキマってきた様子。
時間はたっぷりある。すぐに突っ込まなくても十分盛れる。足元に座り、指マン攻撃。乳首もどこも攻めず、ただ、指で雄膣の中をまさぐる。ねちねちとこねくり回したり、入り口(本来は出口だが)近くの前立腺に押し当てる。腰から上は、そのたびにのた打ち回ってる。

オレもたまらなく、003を難なく付け、TはRUSHを吸い始める。阿吽の呼吸だ。

屈曲位からじわじわと、十分にほぐれたキメマンに埋め込む。ぐわっと入りきると、
「マジ、まじぃ。気持ちいい」
それは、ほぼ、叫びだった。
それからはもう、雄の盛り合いの一言だ。覆いかぶさりキスしまくったり、両肩を押し付けてガン掘りしたり、得意の、片足をベッドに拡げて押さえつけ、側背から斜めに前立腺を攻めあげる。だっこして腰を前後にスライドさせれば、浮遊したような感覚の中で快感を味わう。
また仰向けにして、繋がったまま松葉崩しで奥まで一体となり、そのまま反転させて腰を持ち上げバックへ。
カエルのように座らせ、腰を掴んでがっつんがっつん。その手を肩と首に移動させて状態を起こさせ、乳首責めつつキスをする。
腰を高くさせ、両足を開かせてオレが中に入って、いわゆる、後背位。腰を上から押さえつけて固定すると、
「すっげえ。もっとやって!」
と部屋中、いや、廊下にも聞こえそうな叫びをあげる。すげえと思うのはオレも同じ。右足を立たせて左斜め、左足を立たせて右斜めと、四方からケツマンの中を動かす。
「マジ、やばいやばい」
と弱音を吐いてきても容赦はしない。そのままうつ伏せにして、レイプ。
両腕両足を固定して、腰を上からばっこんばっこん、リズミカルにそのことのみに動かす。ベッドに顔をうずめ、出す声は半泣きだ。
やった、泣かせた。

まったりとした会話をしながらの休憩を何回か挟んで、いったいどのくらい掘っただろう。
ベッドを離れ、カーペットの上に膝まづかせ、椅子に 摑まらせてバックから攻めたり、もちろん、立たせてライティングデスクの鏡に映したり。

書ききれないくらいの、エロ交尾をして、オレは屈曲位の姿勢でイった。ケツでもうイっているTは、超満足げにベッドにぐったりだ。

ヤってみて、自分でいうだけのことはある。オレは大喜びのHだ。ケツもカラダもだが、なんというのか、肌が合う。
「筋肉と肌の間に、適当にジェルが全身に入っているみたいで、触ってて気持ちいい」
といわれたが、それって、脂やないの?みたいな。

出し終えてからシャワーを浴びてないことにふと気づき(笑)浴びたが、もう一度ヤリたくなって、コックリングをはめたらオレのはまた元気になってきた。
「なんで、勃起してるん?」
と不思議がりながら、嬉しそうにしゃぶりだす。さっきよりももっと勃起力は激しく、コックリングが痛い。そこをフェラされると、超きもちいい。血管がぶりぶりに浮き出てきていて、ゴムをつけて、四つんばいのTを押し倒してあおむけに。 
オレのがTのケツにつんつんと当たる。
「気になる〜〜〜」
と摑まれて、挿入。二回戦は、さっきの体位変化を早送りしたように高速化。ずーーっと腰を動かしてだ。
RUSHを二人でかっ飛ばし、後背位で二回目をぶっ放した。
003は伸びやすいので、ケツから抜くとき、精子だまりが後から、ぶちって感じで出てくるのがいやらしい。ウケにしては、もうひとつ別のものが出たような気がして、気になるようだが。

オレは翌朝6時半にはここを出ないといけない。時すでに3時。寝てしまうと起きれないような気がしたし、帰したくない。でも帰してTも寝かせてやらないと。
はじめ、「帰ったほうがいいよ」と言ったが、大阪の人には冷たく聞こえるらしい。
「帰ったほうがええんちゃう?」と言ったほうがいいらしく、そう言ったら、
「そういわれたら、帰りたくなくなるやん」
と返されてしまった。

古い言葉だが、断腸の思いでオレらは別れた。部屋の出口で交わしたキスは、相当の感情が入っていた。もう一度、会いたい