@相手の家

「痛いくらいのほうがいい」

乳首はモロ感なはず。でも、オレの舌の愛撫にそれほど感じていないようだった。
「乳首モロ感、だよな」
「うん」
「気持ちよくないか?」
川向こうまで、でも意外と近くて職場から30分で着いた街の、ヤツAの部屋でこう言われた。

–左様でございますか
こいつ、なかなかやるなと、
とモード切替。

歯で乳首を噛む。
びくん、と仰向けの上体が丸まる。おもしれー。

空いた方の乳首は指で摘む。捻る。引っ張る。そして押し込む。
抱き合った時からびんびんなAのマラも、乳首に刺激を与えるたびに、どくんどくんと脈打つ。

もちろん乳首攻めだけじゃなく、首筋から肩、腋と舌を、少し強めに這わせてみる。
「よかった、上手い人で」
–はい、オレ、上手いすから(笑)
にしても、22で言うか?って感じ。

じっくりじっくり全身くまなく、痛め系の愛撫の後、ケツをほぐしにかかる。
指を入れた瞬間に、
「気持ちよさそう」
とオレの方が言ってしまった。

左手でケツマンをほぐし、右手で乳首を摘み、舌で反対の乳首を噛む三点セットを浴びせると、ギンマラの先端から、先走りがたらっと流れ出し、ケツマンがきゅぅっと締まる。すんげえ、こいつ、エロ。

定番002を装着し、正常位から挿入。
「久しぶりだから」
と言いつつも、この体位でなんなく咥え込むケツマン。
慣れ、というよりも、位置がいい。そして角度も。

しばらく抱きしめてじっとしていたが、Aが腕を伸ばしてオレのケツに触ってきた途端、火が点いてしまった。
オレ、これ、弱いんすよお。一体感がたまらなくて、がっつんがっつんぶち込みたくなっちゃうんす。

「うわ、マジ、気持ちいい」
オレもだよ、A。
恍惚な表情のA。乳首を相変わらず攻めれば、ケツマン締め上げてくるし、マラもビン勃ち。タチにとって嬉しさ10000%。

背格好も体重もオレ好みで、扱うのもラクラク。もちろんAの床上手もあって、本人が、
「くるくるっ」
って言いながら、繋がったまま様々に体位を変化。キマってもいないし、RUSHもやっていないから、素だな、こいつ。でも、好きだなあ、こういうの。

でも、後背位からはあまり感じてくれなくて、じゃ、とオレが寝そべってAをそのまま上から座らせて、180度ターン。正統派騎乗位。
この体位は、Aは凄く好きなのがわかった。
がむしゃらに腰を前後上下させ、オレのマラを味わっている。
下から、力が抜けているAの上体に手を伸ばし、乳首を両方の手で攻め続ければ、
「まっじぃ、気持ちよすぎ」
の連続だ。

でもこの体位、タチとしてはそんなに面白くなく、今度はオレも上体を起こして腰の動きを激しくさせる。
Aは右手でカラダを後方から支え、ややオレとは斜めに結合させ、スクワットのように自ら腰を振っている。騎乗位よりもオレもAも気にいった。

休憩。
「タフだなー」
と鼻の頭をピンッと撥ねてやる。きゃわいい。

休憩しては、またばっこばっこ掘ってたんで、Aのマラもやや硬さを失ってきたが、淫乱さはまだまだ持続。オレも負けてはいられない。
「正常位がいい」
とのリクエストで、壁に頭を押し付けるくらいにがつがつぶち込んでたら、ケツん中が火照ってきたのを感じた。
イってるな
Aも自分のマラを見つめてる。
どぴゅって感じで、手を触れていないマラからザーメンが流れ出た。
「トコロテンしちゃった」
やったーー!(嬉)

これでオレもイけるぜ
と火照りの続くいいケツマンを掘り倒した。
最後はほぼ同時に、オレらはイった。
これは超嬉しいし、満足だ。

「タフだなー」
今度はAがオレに言った。てへ。

にしても、あんなに乳首をいたぶって、翌日、痛くてしょうがなかったと思うが、どうだった?>A'