起きてみたら、信太郎がもう片づけをしてる。マメだなあ。
「ヤリ部屋を片付けてたら、たいちとひろゆきが来て、始まっちゃた」
との報告。朝からも元気なたいちだ。
今日はオレのリクエストで、池田町のワイン城へと向かう。電車〜新千歳空港帰りのてつとはホテルロビーで別れる。帰るといいつつ、札幌にもう一泊するそうで、MNJで相手を見つけたらしい。こちらも元気だな。
高速道路を140キロでぶっ飛ばして、池田町。
ちょうどお昼になったんで、前回あつと来た、ヨネクラにて昼飯。ビーフカレーを食す。カレーライスの上に、ステーキがどーーんとカツカレーのように乗っている。1905年誕生の池田名物『バナナ饅頭』.も当然。
ワイン城のあと、六花亭帯広本店に寄るため、意外とここでの時間がなく、工場をさーーーとみて、駐車場横の販売所で、これまた前回にも遭遇した、超フレンドリー&営業上手なおばさん二人組みに取り押さえられ、サラミとソーセージ、スモークタンを買ってしまう。池田ワインももちろんだ。
あつの運転する車のほうに乗り換えて帯広へ。あともう何時間かであつともお別れだ。
六花亭本店にて、またまたケーキの安さに驚いて、本店でしか買えない「さくさくパイ」を店内の無料コーヒーとともに味わう。今回の帯広行きは会社には内密なので、お土産はなし(笑)。
空港に向かう途中の、愛国駅に立ち寄る。幸福駅は前にも行ったし、たいちも初日に信太郎に案内されている。
幸福駅とは対照的にひとけのない駅舎。でも、こっちのほうが展示物とかに興味を引かれた。ぷち鉄道オタクなオレであった。
3時に空港着。お見送りは信太郎、たいち、あつだ。4人で、とーても場末なコーヒーラウンジでまったり。オレを帰さじと、搭乗券を奪取しようとする信太郎。それをみて、あははと笑うあつ。ずーーっとしゃべりっぱなしのたいち。三日間共に過ごすと、人それぞれの個性が分かっておもしろい。
ついに搭乗。信太郎とたいちとは握手。あつとはもちろんハグ。
「対応、違いすぎ!」
と怒る二人。仕方ないじゃーーーん。
北海道のもっとも北海道らしい風景を眼下に見ながら、三回目の帯広をあとにしたのだった。