気温5度。サテライトを歩くと、スウェットでは肌寒い。
三度目の帯広には、メンバーの信太郎が企画した「バーゲンフェアで飛ぶ! 北海道ド淫乱ツアーin十勝」に参加するためだ。昼は観光、夜は乱交という、スケベでまめな幹事が考えそうなツアーだ。以前から、北海道で乱交サミットを開こう、なんて言ってたが、サミットかどうかは知らないが、いよいよ実現しようとしていることに間違いはない。

到着ロビーに出迎えてくれたのは幹事と大阪から参加のたいち。オレは初めてだが、幹事はすでに大阪で味見済みで、投稿文の通りの、そーとーの淫乱バリタチらしい。しかし、実物を見て、ずいぶんと想像していた風体とは異なっていて、とっぽい大阪の兄ちゃん、って感じだった。

ということで、手始めは、豚丼(笑)。
帯広駅前の「ぱんちょう」にて。
初めて来た時には、「しんばし」と言う店で食べたが、ここのはもっとさっぱり味。炭火で一度焦げ目を付けてから、醤油ベースのタレにさっとくぐらせて焼いた感じ。店のおばあ様の名前が「梅」だそうで、敬意の意味か、いわゆる「上」が梅となっていた。ちなみに、とうふの味噌汁はありません。

地元ドラッグストアにて003を仕入れ、スーパーにて飲み物などを買う。今夜はコテージにて、釧路から取り寄せた、北海の海産物で夕食の予定なので、大葉とか薬味なども買ったようだ。

その後、新得駅にて名古屋からの参加のテツと合流。直前参加で帯広便でなく千歳からJRで参加という、これだけで兵の予感。写真は送ってもらっていたけど、ローカルな駅舎から出てくる人を見分けるのは難しいかな、と危惧していたけど、心配なし。
一目で、そうだ、とわかる御仁でした。
テツも躊躇なく車に近づいてきて、まるであいのりの雰囲気。結構笑えた。

車中に、乱交に集まった4人。運転手の幹事以外、全員バリタチ。不思議な空間。
そうこうしているうちに、今夜の宿に到着。スパ施設に一戸建てコテージが付帯された感じ。「皇帝」というずいぶんゴージャスなネーミングの一戸に荷物を入れ、いろいろと準備。
幹事は夕食の支度。タチは会場の準備。二階の洋室をヤリ部屋にして、一階の和室は寝部屋にした。

もうひとりの参加者のあつを待つあいだ、スパにて一っ風呂。温泉だけど、まあ、普通の感じ。露天に出ると近くの牛舎から漂ってくる、芳しい匂いが北海道らしい。

6時に夕食。これがすごかった。
ホタテにたこ、ボタンえび。もちろん刺身で。メインは一人いっぱいの毛がに。それに、ホタテのバター焼きにホタテとカニの炊き込みご飯。なんちゃらって魚の焼いたのは口に合わなかった。
わしわしと無言で毛がにをほぐしていると、あつ到着。オレのお気に入りのバリウケYだ。また半年振ぶりに掘れるのが嬉しい。今回は二夜連荘だから、毛がにをむさぼりながらにやにやしてしまうぜよ。

このまま飲み食いしていると、寝ちゃいそうなので、そうはさせじと、幹事はてきぱきと片付け始め、オレらも準備に取り掛かる。机には5メやら威哥王やら三便宝やらが並んでいるという、また異様な雰囲気。テツはこういったものをはじめてみるらしく興味深々。たいちも面白そうに見てたし、オレも威哥王は初めてみたので、二人で飲んでみた。さて、どうなることやら。