@相手の家
「共食いになるのも頷けるでしょ」
潮吹き君、2005年初っ端の語録。
昨年11月に怪我をしてから全然ヤレなかった、超お気に入りの潮吹き君。やっとのことで完治し、昨日の夕方にお誘いのメールをもらった。小躍りするように喜んだが、はたとこの前言われたことを思い出した。
「よーきさんも、ゴ、使いましょーよー」
「夕飯は食わず、ケツ洗ってきてくださいね(ハート)」
こりゃ大変だ。飯食わないのはいいとして、ケツ洗いはすごく久しぶりだ。
かなり前、好きだった人に入れてもらいたくて、シャワ浣をせっせとしたオレではあるが、上手くいかないほうが多かった。時間はかかるわ、不安はあるわで、思いっきりウケを楽しんだ覚えがないだなあ。中にまだ残ってそうで、それが気になってしかたなかったんだ。
「オレが掘る掘らないは別として、効きよくするためにはよく洗った方がいいし、タチオンリーでも粗相する場合もあるよ」
こうメールをくれる潮吹き君の手前、自分なりにしっかり洗ったが、ちっとばかし不安を感じながらヤツんちに行った。
ヤツの部屋のバスルームで、ケツとカプセルにオイルを塗り、座薬を入れるようにケツん中に押し込める。と同時に福源春(三便宝の新バージョン)を服用。
潮吹き君もオレに遅れて仕込み&服用。効きが速いんだそうである。
だんだんと寒さを覚えるようになった。でもそれが効いてきたのかはわからない。
暖房を入れた部屋のベッドに、二人で布団の中にいてもガチガチしてきた。
ヤツの乳首をいじったら、いつものようにビクンと反応してきた。
オレにも手を伸ばしてきて触られたが、感じ方がいつも以上に気持ちいい。
いつもならオレが上になって思う存分攻めるんだが、寒いのもあるが、カラダを動かすのが億劫な感じだ。それを察知したのか、ヤツがオレを攻めてくる。どこを触られても、そのたびにカラダが震える。
「気持ちいいんすか?」
ヤツの囁きは、これまでオレがしてきたことだ。でも今日はされるがままになってしまってる。
しかし、どこかでバリタチの役目を果たさんとする気持ちがあるのか、カラダを入れ替えてオレが攻めに転じた。しかし、いつもと違って感じるなんともいえない浮遊感が、攻めのキレを悪くしている。
「チンポ欲しいっす」
いつもより勃ちが悪い気がするが、掘りたい気持ちが前に出て、指マンすることもなくゴムをつけたオレのを突っ込んだ。いつもなら体位を変化させて楽しむんだが、そんなことはせずにただひとつになっていたかった。奥深くに押し込めて、屈曲位のまま抱き合っているのが気持ちよかったからだ。
オレ的には地味めな(笑)臥伏位をやって、しばし休憩。動きを止めると寒いんで、ヤツが後ろからオレを抱きかかえるようにいちゃいちゃ。
「背中好きなんすよー」
確かにそうだ。初めて会ったときも、
「背中に惹かれてついていきました」
って言ってたし。
そういいながら、オレの背中を愛撫しだすと、オレは異常に反応した。これに面白さを見出したか、ヤツの執拗な攻めが始まった。
うつ伏せにされ攻められ声を出して感じた。ヤツはオイルをオレのケツに塗り、でかくて固いものをぐりぐり押し当ててる。
「ケツはダメだからなあ」
「わかってるわかってる」
しかしながら上に重なって腰を動かされると、マラがケツとヤツの間に挟まれたり、オレの股に滑り込んできたり、時たま穴の近くを通ったりすると、我を忘れそうだ。
「RUSH吸って、息止めてて」
オレは言うとおりに、思い切り吸ってから息を止め、ヤツがいいよ、と言ってから呼吸を始めた。その瞬間、ドカンと来た。いつの間にかヤツはゴムをつけてた。まずい、すげー欲しくなっちまった。
が、一抹の不安をずっと感じているケツの具合が気がかりで、それ以上は許さなかった。しかし、ヤツは穴に押し当ている。力を入れて締めていたがふとした弾みで、頭が入ってしまった(様な気がした)。
正直、気持ちよかった。犯されている。マジ、そう感じた。
でも不安はその気持ちよさを上回ることはなかった。
「イヤだ。絶対にダメだって」
と半分泣き声交じりで頼んだ。
「ゴメンゴメン、調子に乗りすぎた」
と言いいながら後ろから抱かれた時、こいつなら次は掘られてもいいと思った。
自分が自分でいられなくなる。どこを触られても感じまくってしまう。
「共食いになるのも頷けるでしょ」
ハッテンバでタチが誰もいない時、ウケ同士でヤってしまう、ヤツの語録は大いに頷けるものだ。
さんざん攻められたものの、やっぱりバリタチ。さっと体勢を入れ替えて、がっつんがっつんに掘り倒してやった。だもんで、またまたヤツは潮吹き。
はじめ、ゴムつけたまま掘られてたんで、あわてて取ってたのがほほえましかった。
初ゴ体験はいいものだった。あとはケツをちゃんと洗えるようにならないとなあ。