@駒込99.99trip

休日出勤の後。台風余波で大雨。こういう日は空いているものだ。極上のケツマンを持ったTKと待ち合わせることにした。

すでにTKは来ていて、早速、とダークMIXに俺が先に入ったら、いきなり咥えてきた。せがむなよ、と思いながら乳首を触ったら、TKじゃなかった。あれよあれよというまにゴム付けられたんで、折角だからってんで正常位で突っ込んでやった。ガタイがでかい割には腰が軽くて体位を変えるのが簡単だった。しかしここでイってはいけないので、礼を言って外に出たらTKが見当たらない。
これから俺の苦しみが始まったのだ。

TKはがっちり坊主のタチと個室に入ってた。彼のカラダを舐めまわす愛撫の音。激しくしごかれて喘ぐTKの声。それを聞かされて俺はひとり通路で次第に悶々としていった。同時に悔しくて仕方なかった。先に他の奴とヤってた俺がいうのもなんだけど、TKが他の奴とヤっているのが許せなかったんだ。

その個室の隣の部屋に入り、暗闇の中聞こえてくる楽しそうな会話や、TKの感じる声。漏れてくるそれに、チンポはぎんぎんになりながらも気が狂いそうで。ただただ、
早く終われよ
と思うばかりで、手を出してくるウケには申し訳ないが相手にせずにいた。

もうだめか、と奥のMIXで盛りあっている奴らの中に入ると、がまん汁でヌレヌレの俺のマラをむしゃぶりつく奴がいる。その隣でも。速攻でゴムをつけ仰向けに押し倒して掘った。三組がMIXの中でヤリ狂っていた。こうやってでもしてTKのことを忘れないと、ここにいる意味がなかったんだ。
でも俺はやっぱり冷めていた。ウケの肩を叩いて礼を告げ外に出て待つ。もう1時間も待っている計算になる。
二人がいる個室の前で立っていると、その隣の個室から誘ってくる奴がいる。イケないこともないカラダのきれいな奴だ。前から狙っていたのは確かだったんで、もうタイムオーバーと決め、中に入り乳首をしゃぶらせていると、隣から、
「名残惜しいけど」
という言葉が耳に入った。出てくる、と踏んだ俺はもう俺の前にしゃがみこんでる彼に、「ごめん」とだけ言って個室を出た。申し訳ない。でももうだめなんだ。TKじゃなきゃ。

ロッカーでTKを捕まえ、「ヤッタのか」と訊いてしまった。ここはハッテン場。ヤルのが当然なはず。誰が誰とヤッテも文句は言わないのが礼儀。なのに。
「シャワー浴びたら行く」

俺は個室の前で待った。さっきまで二人が盛ってた部屋で、俺がヤッテやるという魂胆だ。奥のMIXへと俺の前を通り過ぎるTKを追い、途中から腕を引っ張り、個室へ引き返した。タッチの差で狙ってた部屋は取られてしまい、一番手前の部屋に入り鍵を締め、壁に押し付け抱きしめた。狂おしいくらいに。
扉の外にはTKとヤッタがっちり坊主がいたのを、部屋に入る前に確認していた。俺が味わった苦しみを彼に味あわせてやろう、とそれからはがむしゃらにTKを求めた。できる体位を駆使して攻めあげ、汗を舐め取りTKを感じた。声もあげて。

強姦まがいに、でも思い切り愛して、汗ぐっしょりになってイった。やはりTK、おまえが一番気持ちがいいよ。でも俺ってひどい男だよね。

帰り、駒込駅のベンチでしゃべった。何本も電車が着いては発車していった。